ロンドン気ままなシングルライフ

2001年からロンドン在住! 就職もし、独身生活を満喫中。 そんな生活内容をちょっと紹介させていただきます。

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映画「エイリアン: コヴェナント」ネタバレ・レビュー

おととい、映画「エイリアン: コヴェナント」を見てきました。

個人評価:★☆☆☆☆



ちょっと前置きが長くなりますがお付き合いを。

私にとってエイリアンシリーズは特別な思い入れのある作品。
まず第1作目の「エイリアン」を映画館で見に行った。
まだ小学校1年生で、漢字も読めず字幕はわかりませんでしたが、怪獣なんかが大好きだった私はとても気に入りました。
普通ちびっこがあんな映画を見たら怖いだろうに、私は異常に肝っ玉のすわった子供でホラーなんかガンガン見てましたが、ほとんど怖いと思ったことがありませんでした。
それどころか大好きだった。

あのダークで機械的で不気味な怪物は実に独特で、口の中にまた別の口があったり、今まで見たことも想像もできない不思議な化け物。
薄暗く限られた宇宙船の空間で、あまりに凶暴で強靭で逃げるしか手立てのない、緊迫した状況。
まさにSFホラーの金字塔。
そりゃぁ続編もバンバン出てくるわけです。

その独特のエイリアンをデザインした人は、スイス人の画家でデザイナーのH・R・ギーガー
脚本のダン・オバノンは、監督のリドリー・スコットにギーガーの画集を見せ、そこに描かれていた機械とも生き物とも似付かぬ存在にスコットは衝撃を受け「このデザインを形にすることができれば映画は成功する」との確信を抱いたそうです。<wikipediaより抜粋>
もし今私たちがよく想像するタイプのグレイエイリアンだったら、この映画は成功しなかったでしょうね。

私もH・R・ギーガーの絵に惚れ込みまして、画集なんか買いました。
ダークで、ゴシックで、インダストリアルで、不気味で、そのなかに性的な要素も含んでいる。
実に恐ろしくも美しい。


そしてもちろん「エイリアン2」も見に行きました。
もうその時は中学生で、「怖い」という感情がもっとも芽生えた時期でして、めちゃくちゃ怖かった。
あまりにも怖くて、途中で映画館から出ようか迷ったぐらい。
時計見たらもう1時間半経ってたんで、もう終わるだろうと思い我慢したんですが、当時としてはとても長い映画で、2時間17分もありました。
終わった後は体が硬直しておりました。
映画館で、出ようと思うぐらい怖いと思ったのは後にも先にもこの時だけ。
今回はエイリアンがいっぱい。
しかも女王も出てくる。
そしてまたひたすら逃げる。
しつこく追いかけてきて、逃げ延びた〜っと安心していると、またエイリアンご登場!
怖かったけど、素晴らしい映画。
なんといってもマイケル・ビーン演じるヒックスがかっこいいったらなかったわ♥

その後、3作目、4作目も作られましたが、この2作は特に気に入らず、商業的にもたいして成功もせず、エイリアンシリーズは終わったかに思われた。
だが、リドリー・スコットが再びメガホンをとり、「エイリアン」の前日譚となる「プロメテウス」が発表された。
そりゃ〜も〜期待大で見に行きましたよ〜

しか〜し、期待を大きく裏切られ、リドリーさんふざけてる?エイリアンファンを舐めてる?っと、思うほどひどい映画でした。
あの巨匠が作った作品とは思えない。
「人類の起源の謎に迫る」と、たいそうな宣伝文句で期待をあおり、結局しょうもないB級映画のような陳腐なストーリー。
なにが人類の起源か?
ハゲの青白いムキムキ宇宙人がなぜか地球にやってきて、自ら体を溶解させ川に流れてDNAを拡散させた。
それが人間の元?
はっ?ふざけとる。
もう突っ込みどころ満載で、何一つ納得する箇所はなかった。
あのエイリアンも出てこない。
変わりに異常に成長の早いイカみたいな化け物が出てくるだけ。

ただね、ビジュアルはさすがに美しかった。
H・R・ギーガーの世界を見事に再現していて、ぞくぞくする世界観。
でっかいモアイ像のような顔も迫力があった。
なので見応えはありましたね。

そして生き残ったショウ博士が、アンドロイドのデイヴィッドと共に、ハゲの青白いムキムキ宇宙人(エンジニア)に人間を作ったわけ、そして滅亡させようとした訳を聞きに、エイジニアの惑星へ向かうことを決意して終わる。
実に続きを見たくなる終わり方なわけです。

そしてその続きが今回の「エイリアン: コヴェナント」
監督も続投でリドリー・スコット
予告を見るかぎり1作目にでてくるあのエイリアンが出てくるようだし、なんか怖そう。
「プロメテウス」でがっかりさせられたけど、エンジニアの惑星や人間やエイリアンを作ったわけが気になる。
もしかしてこれを見ずしてプロメテウスを否定できないのじゃないか?
ちゅうことで見に行きました。

ここから核心、ネタバレになります。



せっかく、エンジニアの謎を探るべくこの映画を見に来たのに、結局アンドロイドのデイヴィッドは着陸直前にあの黒い液をばら撒き、
エンジニア達を死滅させてしまう。
そしてショウ博士もエイリアンを寄生させるため殺してしまう。
結局人類の起源の謎は知る由もなくなってしまう。
なんじゃそりゃ?

で、またまた突っ込みどころ満載。
未知の惑星に降り立つのに防護服なしで探索する乗組員達。
まんまと寄生されてしまう。
あほちゃうか?
そして寄生した化け物の成長の早いこと。
ただのB級ホラーやないか!?

今回登場するコヴナント号は2000人もの入植者を乗せた宇宙船。
そこにはデイヴィッドと同じ顔のアンドロイドのウォルターが航行を担当していた。

最後は、デイヴィッドがウォルターになりすましコヴナント号に乗り込む。
そこには眠らされた数千の移住者、そして数千の受精卵が。。。
エイリアンのさらなる母体がわんさかなのだ。
結局、好奇心旺盛なアンドロイド・デイヴィッドの暴走なのだ。
敵はもうエイリアンではない、デイヴィッドだ。
人間を死滅させたいらしい。

で、このシリーズは3部作だそうで次作もあるとのこと。
今度は無数のエイリアン達と人間が戦うんでしょう。
もう、人間の起源もエイリアンの起源も意味はない。

がっかりもいいところ。
ここまでひどいとは思わなかった。
今回はビジュアルも大したことなかったし、H・R・ギーガー氏も亡くなってしまった。
悲しい限りだ!

「プロメテウス」で納得行かなかった方には全くお勧めできない作品です。
さらにがっかりすること間違いなしですから。。。


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大阪北新地でホステスしていた人生から一変、第2の人生を歩むべく2001年にワーホリで渡英。
英語を勉強したのちカレッジで2年間デジタル・メディアを専攻。
2008年めでたくロンドンのIT企業に就職し、現在は楽しくシングルライフをエンジョイ中。
好きな事はUKロック、ネコ、旅行、写真、エステ、映画。

そんな私の日記ですが、よかったらのぞいて下さいね。

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